アフラックの無選択型終身生命保険「どなたでも」を比較してみた。


アフラック生命保険「どなたでも」のように、加入条件がない、もしくは緩い保険のことを「無選択型」と呼びますが、医療保険に比べると、生命保険は無選択型の商品自体が少ないのが現状です。


アフラックにアリコ、損保ジャパンひまわり生命、ソニー生命の4社でしか取り扱いしていないようです(2009年2月現在)。ネットなどで検索するともう少し多くの無選択型生命保険が出てきますが、取り扱いをやめた保険会社も多いみたいです。


考えられる原因のひとつは、主な顧客層である中高年層の需要がないこと。すでに何らかの生命保険に加入している人がほとんどですから、加齢とともに健康不安が増大したとは言え、わざわざ保険料が高い無選択型の生命保険に追加で加入することは考えづらいです。


あとは商品の認知度が低い、ということ。現在病気治療中であったり、高齢であったりで、保険の加入自体諦めてしまっていて、無選択型生命保険の存在を知らないケースです。


前者の場合は、まったくその通りで、すでに他の生命保険に加入しているのであれば、追加で加入する意味はありません。しかし後者の場合は、ぜひ無選択型の生命保険を活用して頂きたいものです。なぜなら、貯金するよりもリスクに対する備えとしては、保険の方が優れているからです。


たとえばアフラックの「どなたでも」で、50歳の男性が月々6000円を終身払いした場合。2年経過後の満額死亡保険金額は146万3400円。約244ヶ月=20年4ヶ月以上生存し、支払いを続けると、支払った保険料の方が高くなってしまいますが、それまでは元本割れしません。


契約後5年目に死亡したケースで考えてみると、月々6000円を貯金した場合、36万円しかお金は貯まっていませんが、保険なら先ほどの146万3400円の死亡保険金をご家族に遺せます。病気ではなく、事故や災害の場合なら4倍の585万3600円になります。


貯金するよりもリスクに対する備えとしては優れていることがお分かり頂けると思います。


終身払いによる将来の元本割れが心配なら、「払済みコース」にしましょう。たとえば、損保ジャパンひまわり生命の「無選択型終身保険」。50歳男性、2年経過後の生命保険金額300万円として、60歳払済コースにすると、月々の保険料は23106円です。・・・かなりキツイ金額ですが、50歳から60歳の10年間で払う保険料総額は277万2720円。元本割れどころか、およそ23万円、利子が付く計算です。かつ、10年以内の死亡でも300万円受け取れるわけですから、貯金よりも万が一の備えとしては優れています。


・・・なので、高齢や病気治療中などで生命保険を諦めてしまっている人に、ぜひこの無選択型の保険を知ってほしいと思います。以下に各社の商品を紹介しておきますので、ぜひ参考にして下さい。


 


◆アフラック「どなたでも」(終身)

満40〜80歳の方なら無条件で加入できる生命保険。しかし、契約保険金を満額受け取れるのは、契約から2年経過してからです。それまでに死亡した場合、払い込んだ保険料相当の死亡保険金しか出ません。なお、事故などの災害で死亡した場合は、病気死亡の4倍の保険金が出ます。

さて、気になる保険料ですが、シュミレーションができないので、公式サイトに掲載されている保険料例をそのままご紹介しておきます。それによると、50歳男性が月々の保険料6000円で契約した場合、2年経過後に受け取れる死亡保険金は146万3400円です。災害・事故死亡の場合は585万3600円です。

なお、この生命保険は掛け捨てではありません。解約した場合は、解約払戻金が受け取れます。しかし、他の保険に比べると、明らかに「戻り率」が低いです。先ほどの50歳男性の例だと、6割前後しか戻ってきません。


◆アリコ 「はいれます 終身保険

満50〜80歳対象。アフラック同様、災害・事故時は4倍の保険金が出る。アフラックの保険料例と同じ月払保険料6000円の例が掲載されているので、それを比較してみると、同じ保険料で明らかにアフラックの方が保障額が高いです。例えば、男性が50歳で契約したとすると、2年経過後に保障される金額は・・・

・アフラック「どなたでも」  146万3400円
・アリコ「入れます 終身保険」  128万1000円

アフラックの方が18万2400円も高い生命保険金を受け取ることができます。ならば当然アフラックにした方が良いでしょう。

ただ、上記はあくまで保険料6000円の場合です。アフラックでは保険料のシュミレーションができないので、その他の保険料コースの場合、正確な比較ができません。アリコは月々の保険料3000円、6000円、9000円、12000円の4コースから選択でき、シュミレーションで万が一の時にもらえる保険金額が一目瞭然に分かります。


◆アリコ「ずっとスマイル」(終身)

同じくアリコの商品。下記告知に該当しなければ、加入できる終身生命保険です。無選択型というより「引受緩和型」の生命保険ですね。

告知(1)
最近3ヵ月以内に、医師による検査または診察により、入院または手術をすすめられたことがありますか。

告知(2)
過去2年以内に病気やけがで入院をしたこと、または手術を受けたことがありますか。また、過去5年以内に医師にガンと診断されたこと(現時点でガンの疑いがあると医師に指摘されている場合を含みます。)、ガンで入院をしたこと、または手術を受けたことがありますか。

保険料は終身払いにすれば、50歳男性で2年目以降の生命保険金額100万円(1年目50万)で3545円。倍の200万円の死亡保険金にすると7090円になります。

55歳までなら65歳払済コースを選択できますが、生命保険金300万円(1年目150万)で月々の保険料が17646円と高額になります。


◆損保ジャパンひまわり生命「無選択型終身保険

50歳男性、2年経過後の生命保険金額300万円として、終身払いだと11328円、60歳払済だと23106円。アフラックがシュミレーションできないので正確な比較はできませんが、6000円で146万円ですから、倍の1万2000円の保険料で292万円の生命保険金額と単純計算すると、損保ジャパンひまわり生命のこの無選択型終身保険、悪くないんじゃないでしょうか?


◆ソニー生命「終身保険 無選択型

設定年齢が高すぎて、70歳からしか加入できません・・・。契約例でしか保険料は分かりません。70歳男性、生命保険金額300万、終身払いで24249円となっています。アフラックは65歳までしか契約例を掲載していないので、比較のしようがないですね。


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