アフラックの子供保険の「学資祝金」って必要なの?


アフラックの「かわいいこどもの保険」は、学資保険(子供保険)の種類で言えば、成長段階に合わせて学資金が支給される「祝い金タイプ」に分類されますが、私は基本的には、大学進学時に満期金だけ受け取るタイプの学資保険の方が良いと思っています。


学資保険には、大学進学時に一括して学資金が支払われる「満期金タイプ」と、子供の成長の節目節目に学資金がおりる「祝い金タイプ」があります。祝い金が支払われるタイミングは商品によって異なります。


アフラックの「かわいいこどもの保険」は祝い金タイプとしては最もシンプルな、高校進学時(15歳)と大学進学時(18歳)に学資金が支払われるタイプです。アフラックでは前者を学資祝金、後者を満期祝金と呼んでいます。


他の保険会社の学資保険の中には、幼稚園・小学校・中学校に進むごとに祝い金が支払われるタイプのものもあります。さらに言えば、18歳だけでなく、20歳、22歳に学資金がおりるタイプの商品もあります。


一般的に、祝い金タイプの学資保険は満期金タイプのものに比べて、貯蓄性が落ちます。支払った保険料に対して、受け取る学資金がどれだけ増えるのか(あるいは減るのか)を示す「返戻率」が低くなるのです。


もちろん、商品によっては祝金を受け取らずに据え置くこともできますし、その場合は一定の利率がかかりますが、やはり貯蓄性を考えるなら、大学進学時にのみ学資金を受け取る「満期金タイプ」がお勧めです。


なぜなら、高校までオール公立であれば、何十万〜何百万円レベルの「まとまったお金」は必要ないからです。


学資保険の設定金額はいくら?」の中で詳しくお話していますが、学校外の塾や習い事などを考えなければ、給食費や雑費を入れても中学までは月1万円程度の負担で済みます。


高校も基本的に学費は月払い制のはずです。高校の場合は教科書や参考書代、通学費などが嵩みますが、それでも一気に多額のお金を用意しておく必要はありません。子供が高校に上がる頃までに車のローンなどの固定費をなくしておいたり、レジャーや娯楽費を節約したりすることで捻出できる範囲のはずです。


しかし大学は入学時だけでなく、4年間通してまとまったお金が必要になります。節約どうこうでカバーできる金額ではありません。なので、学資保険は大学進学時に照準を合わせたものにするのが、一番合理的だと私は思います。(もちろん、私立の幼稚園〜高校を狙っているなら話は別です。)


幼稚園や小学校、中学校、高校進学時に祝い金が下りるタイプの方が、「受け取る楽しみ」があって、学資保険の保険料負担に対して前向きな気持ちが持てることは否定できません。学資保険の保険料の払い込みは長期にわたりますし、何かしら楽しみが必要だという考えを否定するつもりはありません。


ただ、教育費の実態や学資保険の仕組み・貯蓄性を理論的に考えていくと、大学進学時だけ学資金を受け取る満期金タイプの方が合理的だ、というお話です。


祝い金タイプの学資保険で受け取る楽しみを享受しつつ、貯蓄性を少しでも上げたいと考えるなら、月払いではなく、半年払いや年払いで保険料を納める方法があります。あとは、保険料の払込期間を早める方法。通常18歳まで支払い続ける保険料を、15歳や12歳で繰り上げて支払ってしまう方法です。そうすると、一般的に返戻率が優遇され貯蓄性が上がります。


まあ、満期金タイプでこれらの手段を講じれば、それが一番合理的なのですが。このお話はまた別のところで詳しく触れます。


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