アフラックの生命保険特約「家族生活保障プラン」と他社の収入保障保険との比較結果


アフラック生命保険には特約という位置づけですが、「家族生活保障プラン」という収入保障保険があります。(追記:2009年2月17日の時点で、アフラック公式サイトでの掲載がなくなっています。取り扱いを中止したのかもしれません。)


これは一般的な生命保険とは異なり、契約者に万が一(死亡か高度障害)のことがあった時に、一気に保険金の全てが支払われるのではなく、毎月一定の金額が遺族の元に支払われるタイプの保険です。保険期間は終身ではなく、60〜65歳までの定期保険のひとつに分類できます。


収入保障保険(アフラックでいうところの「家族生活保障プラン」)の最大のメリットは、大きな保障を安く手に入れられることです。


たとえば、30歳男性が今死亡したとします。60歳まで毎月20万円(年間240万円)が遺族に支給されるように保険を契約していたとすると、240万円×30年間=7200万円になります。アフラックの「家族生活保障プラン」の保険料は30歳男性で7776円。


この保険料を比較するために、保険料が安いことで有名なオリックス生命の「ファインセーブ」という定期型の生命保険の保険料を見てみると、シュミレーション上限の5000万円で12300円(60歳満了)という結果になります。


収入保障保険のメリットがよくお分かり頂けると思います。なぜこんなに保険料が低くなるかと言うと、死亡する時期が遅くなればなるほど、支払われる保険金額が下がるからです。


先ほどのシュミレーションだと、30歳で死亡して7200万円という結果でした。では仮に40歳で死亡したとすると、支払われる保険金はいくらになるでしょうか?240万円×20年で4800万円です。50歳で死亡した場合は2400万円・・・となっていきます。


「え?同じ保険料を払っているのに、もらえる金額が減っちゃうの?」と思ってしまうかもしれませんが、実は生命保険に関してはこのような逓減型(だんだん保険金額が下がる)保険が一番合理的なのです。


なぜなら、一般的に生命保険に必要な保障金額というのは、出産をピークに加齢とともに下がるからです。子供が大きくなって、就職するまでの年数が減れば、それだけ必要な保障額も減りますよね。妻にしても、公的年金の支給開始年齢までの期間が少なくなれば、それだけ必要保障額も減っていくわけです。


ですから、家族のために大型保障を保険で確保しようとするなら、収入保障保険のような逓減型の保険に加入することをオススメします。一般的な「ずーっと同じ保険金額」の保険で大型保障を得ようとするには、保障も保険料もムダが多すぎますから。


さて、ではアフラックの「家族生活保障プラン」と、他社の収入保障保険あるいは逓減保険を比較していきましょう。


 


アフラック「家族生活保障プラン」(追記:2009年2月17日の時点で、アフラック公式サイトでの掲載がなくなっており、リンク切れしています。取り扱いを中止したのかもしれません。)
月額20万円、保証5年、保険期間:60歳、保険料払込期間:60歳 ⇒ 7776円

主契約の死亡保険との組み合わせが必須。保険期間や保障額は相談可。対面販売のみ。不慮の事故による身体障害状態時は保険料免除。最低支払保証期間が5年。これは例えば59歳で死亡しても満期の60歳までではなく、64歳(59歳プラス5年の最低支払い保証期間)まで年金が受け取れるというもの。


アリコ「家族のあんしん
月額15万円、保証5年、保険期間:60歳、保険料払込期間:60歳 ⇒ 4905円

8・10・15万円コース。保険期間も60歳、65歳から選べる。
5年の確定保証期間。三大疾病や不慮の事故による障害状態には保険料免除。
給付金の受取は、「毎月受取型」「一部一括+毎月型」「一括型」から選択可能。
終身保険や養老保険への変更も可。


東京海上日動あんしん生命「家計保障定期保険
月額20万円、保証5年、保険期間60歳、保険料払込60歳 ⇒ 7040円

保険期間、保険料払込期間、保険金の受け取り方法など選択可。
支払保証期間を1・2・5・10年から選べる。


三井住友海上きらめき生命「総合収入保障保険
月額20万円、保障期間5年、保険期間・払込ともに60歳 ⇒ 8698円(元気You割:6306円)

死亡・高度障害だけでなく、約款所定の特定障害状態や要介護状態でも保険金が下りる数少ない保険。不慮の事故による身体障害の状態や特定疾病(悪性新生物(ガン)・急性心筋梗塞・脳卒中)で保険料免除だが、他保険にくらべ障害状態の範囲が広いのが特徴。「収入保障保険」(支払い事由を死亡・高度障害にのみ絞ったタイプ)の場合は、保険料免除の特約を付けて7343円(元気YOU割:5323円)。


損保ジャパンひまわり生命「家族のお守り
月額20万円、保証期間2年、保険期間・払込期間ともに60歳 ⇒ 7200円(非喫煙者優良体:5360円)

保険料がだんだん安くなる逓減払込方式がある。(上記記載保険料は一般的な平準方式のもの)保険期間を1年単位で設定できる。受け取り方法の選択も可能。また終身保険や定期保険への変更も可能。


ソニー生命・・・要介護状態にも対応した商品を出しているが、HP上で一切シュミレーションができないので、私的に却下。


富士生命「収入保障保険
月額20万円、保障期間5年、保険期間・払込ともに60歳 ⇒ 7620円(非喫煙優良体:5580円)
レスキューパック収入保障保険
(上記に保険料免除特約を付けたもの) ⇒ 8040円(非喫煙優良体:5920円)

保険料払込期間、保険期間と年金支払期間を別々に設定可能。保険金の受け取り方は、「毎月受取」「一時受取」「一部すえ置」「全部すえ置」が選べる。


日本興亜生命「新収入保障保険
月額20万円、保証期間5年、保険期間・払込期間ともに60歳 ⇒ 6820円(非喫煙者優良体:5900円)
最低支払保証期間は10年、5年、2年、1年の4とおりから選択可能。一定の条件のもと無診査で終身保険など他の個人保険に加入し直すことができます。(*上記保険料は保険料免除特約を付けたもの。)


あいおい生命「ジャストワンW
収入保障保険と医療保険がなぜかセットで販売されている。月額20万円、保障期間5年、保険期間・払込ともに60歳。これに終身の医療保険入院日額1万円(60日)が付いて、保険料は13630円。


 


・・・アフラックの「家族生活保障プラン」という生命保険特約の実力がお分かり頂けましたか?一番安い、というわけではないことが判明しましたね。


保険金額はもちろん、保険期間や保険料の払い込み期間、あるいは支払い保証期間などの設定によって、月々の保険料はかなり振れ幅があるので、一概には言えませんが、上記の比較方法によれば、「タバコを吸う・若干肥満気味」という人なら、日本興亜生命が一番安いです。一方、タバコも吸わないし、肥満もしていないというなら、三井住友海上きらめき生命の「収入保障保険」(注:「総合収入保障保険」の方ではない)が一番安いです。


じゃあ、私がどの収入保障型の生命保険に加入するかと言うと・・・もちろんアフラックではありません。ズバリ、三井住友海上きらめき生命の「総合収入保障保険」です。


保険料は非喫煙優良体でも6306円で、日本興亜生命や富士生命の保険より高いですが、何といっても、死亡・高度障害だけでなく、約款所定の特定障害状態や要介護状態でも保険金が下りる点が大きいです。大きすぎます。


この話、ちょっと長くなるので、続きはまた別のところでお話させて頂きます。


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