私が選んだ生命保険はアフラックじゃない。


生命保険を考える際には必要保障額を割り出さなくては話になりません。よく保険会社のホームページに載っている一般例やシュミレーションではなく、あなたオリジナルの必要保障額を、あなた自身の手で計算するべきです。そうしないと、ムダな保険を掛けてしまったり、逆に不十分な保障内容になってしまうかもしれません。


さて・・・まず私は、生活費とは別に、葬式・墓地代として、私は300万円を見積もりました。


これは私が住んでいるつくば市の市民葬を利用すると、家族葬で一式60万円で済むこと、墓地代が永代使用料プラス墓石の相場を見ると、安ければ130万円前後だが、もしそれが購入できなかった場合でも200万円あれば安心できる感じなので、300万円としました。


次に生活費です。現在の生活費である約30万円から、遺族年金約10万円と、団信によって完済する住宅ローン約8万円を併せて引くと、12万円となります。ただ、生活費の中に、恥ずかしい話ですが、約7万円ほど借金の返済に充てていますので、それさえ完済すれば、5万円しか不足しないことになります。この借金がおおよそ440万円あります。この440万円は先ほどの葬儀・墓地代同様に、月々の生活費からは除きたいと思います。


月5万円で済むとは・・・思ったより少ない金額です。年間で60万円なので、65歳までの33年を掛けると、必要な生活費は1980万円となります。


ここで注意したいのは、遺族年金のこと。遺族基礎年金を受けるためには、亡くなった日のある月の前々月までの公的年金の加入期間の2/3以上の期間について、保険料が納付又は免除されていることが必要とされています。


不安な人は管轄の社会保険庁に自分の年金の納付状況を確認することを強くお勧めします。今亡くなったらいくら遺族年金、および障害年金が出るか、確認しておいて下さい。


ただし、平成28年4月1日までは特例期間らしく、亡くなった日のある月の前々月までの1年間に保険料の未納がなければOKとのこと。つまり、直近1年間、会社勤めしていれば厚生年金が天引きされているはずなので大丈夫、ということになります。


私の場合、未納期間が長く、最悪38歳までこの要件を満たしていない可能性がありますので、この特例期間は非常に助かります。平成28年には40歳になっているので、遺族年金の受給資格を満たしていることになりますから。


ちなみに、妻のパート収入:60万円×33年=1980万円は老後資金とし、カウントしないことにしています。現在の仕組みでは、残された妻には65歳以降、以下の選択枝があります。

@老齢基礎年金(自分)+遺族厚生年金(夫の分)
A老齢基礎年金(自分)+老齢厚生年金(自分)
B老齢基礎年金(自分)+老齢厚生年金(自分)の1/2+遺族厚生年金(夫の分)の2/3


私がいつ死ぬかによって、老齢厚生年金の部分がかなり変わってきますので、正確な計算は仕様もありませんが、先ほどの妻のパート労働部分、約2000万円を、仮に妻が85歳まで生きたとして、65歳からの20年間で割ります。すると、1年間で100万円。1ヶ月に8万円超を生活費に充てられます。住宅ローンもなく、教育費もなく、自分一人の食費や光熱費だけですから、月15万円を超えることはないと思います。


参考までに、人事院が一般的な国民の標準的な水準を求めるために算定した標準生活費は、二人暮らしの世帯で 16万6270円 になっています。その内訳は次の通りです。

  • 食料費 31,370円
  • 住居関連費・水道光熱費・家具・家事用品費などを含む 55,610円
  • 被服・履物費5,030円
  • 雑費1=保健医療費、交通通信費・教育・教養娯楽費など 39,700円
  • 雑費2=こづかい、交際費、諸雑費など34,560円
  • 合計 166,270円


2人暮らしでコレですからね。内訳を見ると、けっこう余裕のある内容になっている気がします。なので、私は妻一人なら15万円で十分すぎると考えています。老齢基礎年金部分が仮に7万円だとして不足額は・・・ちょうど先ほど挙げた8万円になります。


なので妻のパート労働分は生活費として考えず、老後資金として貯蓄に回せるようにしたのです。


話が長くなりましたが、そうなると・・・借金返済費用に440万円。葬儀墓地代に300万(市民葬60万円プラス墓地200万円強)として、740万円。生活費に1980万円。合計で2720万円というのが、今の私に必要な保障額となります。


・・・ただし、これは「死亡・高度障害」の場合です。私が一番怖いと思っているのは、「生きてるけど、働けない」という状態です。ここまでお話しておいて何ですが、私的には「万が一」の保障額というのは、死亡・高度障害だけでなく、要介護状態も含め、とにかく「働けない」ときの保障額だと考えているんです。死亡・高度障害時にしか保険金が支払われない生命保険なんて、意味がないと思っています。


しかし、不思議なことに、要介護や障害などによる就業不能状態に対応した保険商品がほとんどないのです。私がみた限り、三井住友海上きらめき生命の「総合収入保険」と、損保ジャパンの「所得保障保険」日立キャピタル損保の「長期所得保障保険」の3つくらいしか見当たりません。


さて、では障害や介護による就業不能による必要保障額はいくらになるでしょうか。

このケースだと住宅ローンの支払いが残ります。障害年金の2級がもらえるとして、子供1人分加給で月額約10万円とします。生活費は30万円のままですから、30−10で必要保障額は月額で20万円となります。


月額20万円をもらえる保険でシュミレーションしてみると、32歳の私の場合、下記のような結果になりました。(損保ジャパンについてはシュミレーションできないので割愛します。)


・三井住友海上きらめき生命「総合収入保険
 8990円 元気You割>6518円


日立キャピタル損保の場合、契約できる金額は月収入の6割ということで、私の場合、15万円しか契約できないので、今の段階の私の状況では、三井住友海上と組み合わせる他ありません。そうなると、それぞれ10万円づつの契約となります。


・日立キャピタル損保「長期所得保障保険
 1550円(1級)、1940円(2級)、2400円(3級)、3490円(4級)


これに三井住友の10万円コースの4735円(元気You割引=3432円)を足すと、最大で6722円。おそらく5832円になると思います。


ちなみに三井住友海上の総合収入保険では注意すべき点があります。それは要介護状態時の保険金の支払いは「要介護状態が180日継続していることが医師に診断確定されたとき」となっていることです。なので、入院していると仮定すると、医療保険による医療費および所得補填は180日欲しいところです。そうなると、全労済の新総合医療保険がベストということになります。(ちなみに日立キャピタルは免責期間が90日。)まあ、自宅に戻されていたら意味がないですが。


結論から言うと、私としては三井住友海上きらめき生命の「総合収入保険」に年金額20万円で加入するつもりです。日立キャピタルの保障も保険金の給付対象が介護状態よりも広いので魅力的なのですが、月収入の6割という点(私の場合、月額20万円に達しない!)と、何より死亡時は保険金支払いの対象にならないのが決定的にマズイです。将来的に自営業を目指しているので、その際には国保にはない傷病手当の代わりとして、ぜひ加入したいと思っていますが。


さて、三井住友海上きらめき生命「総合収入保障保険」に加入した場合、借金の返済分月7万円も入れての保障額を想定していますので、この他には葬儀・墓地代の300万円のみ調達すれば良いことになります。ここで各社のシュミレーションをしてみたいと思います。


アフラック「Lightフィットプラン」 10年定期
300万円・・・714円(元気割引)


全労済「新せいめい共済」 定期生命総合タイプ
500万円型(下限)5年定期・・・1200円


アリコ「スーパー割引定期保険
最低2000万円設定しかできないので、却下。でもダントツで安い!
5000万円(非喫煙優良体)10年定期・・・5000円←!!!


ライフネット生命「かぞくへの保険」 10年定期
500万円(下限)・・・858円


オリックス生命「ファインセーブ」 10年定期
300万円・・・591円(半年払い・年払いになる)


かんぽ生命(上限保険金が1千万)
新普通定期保険」10年定期300万円・・・960円


SBIアクサ生命「カチッと定期」 10年定期
500万円(下限)・・・830円 


損保ジャパンひまわり生命「無配当定期保険」 10年満了
シュミレーションできないので却下


損保ジャパンDIY生命「1年組み立て保険
500万円(下限)・・・月953円(年払い11445円)


日本興亜生命「定期保険」 10年
最低保険額が3000万なので却下。参考例:5000万円・・・8100円


日本生命「定期保険」・・・オンラインで見積もりできず、却下  


第一生命・・・保険の保障内容が分かりづらい上に、オンラインで見積もりできないので却下。


住友生命「定期保険」・・・オンライン見積もりできず。


明治安田生命「個人定期保険」・・・オンライン見積もりできない。


三井生命「定期保険−M」・・・同上


朝日生命「普通定期保険」・・・同上


結論としては・・・下記保険で、月々の掛け金は合計で9439円になります。ただし、貯金が出来次第、葬式・墓地代および医療保険の保険金額を下げて(あるいは解約して)、保険料を削減する予定です。


・葬儀・墓地代300万円 ⇒ オリックス生命「ファインセーブ」保険料591円

・遺族保障月20万円 ⇒ 三井住友海上きらめき生命「総合収入保険」保険料(元気You割)6518円

・医療保険 ⇒ 全労済「新総合医療共済」定期医療プラン7000円型5年 保険料2330円


上記プランで保障モレについて考えてみると、「総合収入保険」の約款で定められた障害・要介護状態に該当しないが、就業が著しく制限されたり、困難あるいは不可能なケース。・・・と言っても、私が約款を見て考える限り、具体的に想定できるケースは1つだけ。「片腕あるいは片足を失う」ケースです。


このケースもカバーできる保険は日立キャピタル損保「長期所得保障保険」になりますが、月換算収入の6割しか保険金額を設定できないため、私の場合は生活に必要な保険金が不足してしまうので、現時点では加入は難しいです。


ただ、月換算収入の6割で家族の生活費がカバーできる人であれば、三井住友海上きらめき生命「総合収入保険」よりも保障範囲が広いので、こちらがお勧めです。念のために述べますが、この保険は死亡時には何ら保険金は下りませんので、死亡保障は別に確保する必要があります。


次に、私が選んだ全労済の医療保険「新総合医療共済」での保障モレについて見ていきます。


所定の入院・通院は必要ないが、就業に制限がかかるケースにはどんなものがあるでしょうか。これはたとえば、骨折などして松葉杖を使って歩く状態だったり、同じく手の指を骨折して固定している状態などが考えられますが、長期にわたるものではありませんし、職を失うほどではありません。


長期ということになれば、ほとんど障害、あるいは介護状態ということになると思います。それならば、三井住友海上きらめき生命の「総合収入保険」の守備範囲ということになります。なので、医療保険については保障モレはあまり考えなくても良いということになります。


片脚や片腕を失う危険性がゼロとは言えませんが、確かに日常生活は何とか送れそうですし、仕事が全くできないというわけでもないので、ここは目を瞑ることにします。お金に余裕があれば、上記保険にプラスして加入すれば万全だと思いますが・・・。日立キャピタルの「仕事ができない状態」とはどのような状態なのか、不確実なところがあるので、加入する際は今現在の仕事でどのようなケースが想定されるのか、担当者の方にしつこいくらいに質問した方が良いと思います。


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